サバイバルスイミング!!

先日、アルコ清洲のプールを利用して中日本航空㈱の社員向けに

「サバイバルスイミング」の研修が行なわれました。

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このサバイバルスイミングとは、飛行機などが海に不時着した時などに

水上での自身の安全確保や対処法など救助を待つ間に、どんなことが

できて、どのように身の安全を確保したらよいのかなどを学びました。

まずはじめは「着衣泳」です。

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衣服を着たまま水中に入ると体の動きがどれくらい制限されるのかを体験!!

思った以上に服が体にまとわりついて泳ぎづらいです。

実際には、このような救助を待つ間は、泳いだり動き回ったりはしません。

出来るだけ体力を温存できるようにします。 

その方法は・・・

まず、近くに浮いているものを探し、それにつかまって浮きます。

ここでは、ペットボトルを使って浮き身の練習をしました。

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あごの下にペットボトルを入れて水面上に顔が出るようにして浮きます。

“こんな小さなペットボトルで大丈夫?”かなと初めは不安でしたが慣れてくると

脱力の方法を覚えて楽に浮けるようになります。 

もしもの時には、何が浮いているのかわかりませんが、出来るだけ安定したもの

「安心感を得られるもの」を探しそれにつかまることが大切です。

次は、救助ボートの体験です。

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救命胴衣を身につけ実際に乗り降りを体験します。

実際にやってみると思った以上に大変で一人ではとても難しく、他の人の

協力なしでは乗り込むことは困難です。

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何回か乗り降りを体験した後は、ひっくり返ったボートを起こす方法など学びました。

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ここまで約2時間の研修、あっと言う間に終了をむかえましたが参加した皆さんは

ヘロヘロの状態です。

それもそのはず、最初から最後まで濡れた服を着ての研修なので体力の消耗も

激しいのです。 

濡れた服での体力の消耗を実際に身を持って体験できました。

今回のこの研修、実際に役に立つことのないようにすることが一番ですが、でも

「備えあれば憂いなし」という言葉もあるように、その大変さを身を持って学び

いざという時に役立てることができるのです。


参加して頂いた皆様、お疲れさまでした。